本当に「できない」内容なのか?
先日、リフォームコンパス東京表参道店にM様がご相談にお越しくださいました。
M様はご主人様が3年前に他界されており、ご両親とお子様とでお住まいですが、
元々建替えも検討されていらっしゃる中、リフォームでも検討したいと
ご相談に来てくださった形でした。
お話をお伺いすると、お問い合わせをいただく前に、
某大手リフォーム会社の見学会に参加され、少し打合せも勧められた様ですが、
道路の事情などから、新築並みに建物を下げなければいけないと言われ、
断念されたという経緯もあったそうです。
リフォーム会社に相談した際に、
M様のケースの様にできない事情を説明されることがあります。
もちろん、様々な状況があるため一概には言えませんが、
中にはその会社の見解や考え方をベースに説明をされることがあるため、
その内容が本当に一般に通じるものとして適切かどうかを見きわめなければいけません。
専門の人から言われてしまうと、ついつい「そうなんだ…」と思ってしまいますが、
別の専門家の意見を聞くと、全く異なる見解になることもあるという訳なのです。
今回の大手の会社の見解についても、私からは疑問を感じる部分がありました。
リフォームにおいては、あくまでも既存の住宅が前提になるため、
新築並に工事内容に制限が出るというのは、よっぽどのことかと思われます。
そういう意味では、複数の会社に内容を見てもらい、また提案を受ける中から
判断をしていくということが大切になるのです。
また、もちろん希望する工事によっては、できない内容のものが含まれることもありますが、
理由をしっかりと納得のいく形で説明をしてもらうことも大切です。
私の方からは、M様にそういったお話をさせていただき、
また、提案力に期待ができる会社を3社、ご紹介させていただくことになりました。
M様はご案内させていただいた各会社についてもとても興味を持っていただき、
ホッとした様子でお帰りになられました。
ぜひ、M様にはしっかりと比較検討いただきながら、
より良い形でのリフォームをしていただけたらと思います。
M様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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