木造連棟住宅の全面リフォーム

先日、リフォームコンパス東京表参道店にM様がお子様づれのご家族で来店くださいました。

元々、「暮らしの診断シート」からお問い合わせをいただいていたのですが、

メールでやり取りをさせていただくうちに、来店のご予約をいただいた形でした。


M様は築40年ちょっと経った木造住宅にご家族でお住まいでしたが、

建物自体が2戸1の連棟住宅になっており、お隣の購入についての交渉もされた様ですが

上手く進まなかったため、現状の所有範囲で全面的なリフォームをご希望とのことでした。


ご自宅についての不満点としては、冬寒くて夏暑いという典型的なものがあり、

どうしても建築時期が古いため、断熱性のないお家になってしまっている様です。

またご希望としては、型にはまったスタイルではなく、

ご家族ならではの変化のあるオリジナルの家にしたい、というご希望をお聞きすることができました。


木造の住宅の場合、間取りの変更は工事的には難しいものではありません。

それは構造部分が木造になるため、例えば撤去をしたり、補強をしたりすることができるためなのですが、

一方で、安易に計画をしてしまうと、従来の耐震性が大きく変化し、

かえって家が弱くなってしまうことも十分に考えられます。

そういう意味では、リフォーム会社には技術力が求められる事になる訳です。


ただし、今回のM様のお宅に関しては、連棟住宅の半分という特有の事情もあります。

つまり、建物としては半分だけを触る形になるため、

その部分だけで耐震性の基準をクリアさせていくのは非常に難しく、

また、会社ごとの考え方の違いが大きく出てしまう可能性が高くなります。

ポイントとしては、いかに納得感のある提案をしてくれるか、というところが非常に大切になってくる訳です。


M様にはそういったお話をさせていただきながら、

技術力・提案力に期待のできる会社を6社ご案内させていただきました。

その日は資料だけをお渡しし、持ち帰ってご検討いただくことになりましたが、

その後、4社の紹介のご依頼をいただくことができました。


M様、特にご主人様は、特に面白い提案に期待をされていらっしゃる様子でしたので、

それぞれの会社がどの様な提案をしてくれるのか、私もとても楽しみです。

ぜひ良いお打合せを進めていただけたらと思います。


M様、ご来店ありがとうございました。




Kousuke Kitamura




Reform Compass  東京表参道店 Staff Blog

リフォームコンパスの東京表参道店 スタッフのブログです。 日常のことなどを書いています。 本サイト店舗ページ http://www.r-compass.com/store/

0コメント

  • 1000 / 1000