足並みをそろえる

先日、リフォームコンパス東京表参道店にＫ様奥様がお一人でご来店くださいました。

Ｋ様は以前にご来店いただいており、既にリフォーム会社をご紹介させていただいておりましたので、

内容については、各社との打合せの内容についてや、今後の進め方など、

どちらかというと、これからどのように打合せを進めるべきか、といったご相談でした。

まずはそれぞれの会社とのお打合せの様子を伺ったのですが、

Ｋ様ご自身もお忙しくされていらっしゃるせいか、各社の足並みは少しずつ違いがあり、

他社の動向を待っている会社があったりするような雰囲気でした。

Ｋ様も少しその辺りを気にされており、待たせてしまっていることに心配をされていたり、

一方でそれぞれの提案内容をしっかり確認する時間もうまく取れていらっしゃらない様子もありました。

複数の会社と打合せを同時に進める場合、どうしても会社ごとのペースが違ったり、

なかなかスケジュールが合わない会社が出てきたり、ということは起こり得ます。

ただ、特に内容が複雑だったり、規模が大きいリフォームになる場合は、

特定の会社ばかりが先行してしまうと、結果的に結論が出るまでに待たせてしまうことがあり

Ｋ様のようにそれを気にされてしまうようなことにもなってきます。

もちろん、単にそれだけであれば良いのですが、

あくまでも私の経験上ではありますが、

最後に打合せをした会社の方が、契約率が高くなる傾向にあると思っています。

これはお客様の印象に強く残ったり、他社との打合せで出てきた疑問点を

最後にしっかり説明することで不安を解消できたり、といった要素があるかと思いますが、

これらが正しく比較検討する、という視点としては、

少しずれてしまっている可能性があるかもしれません。

また、ベテランで営業上手な担当者の方は、あえて戦略的にそうされるケースもあったりするのです。

もちろん「印象」も大切な要素ではあるのですが、

大規模なリフォームは、かける金額や時間も大きくなってきますので、

やはり納得のいく形で判断したいところかと思います。

そういう意味でＫ様にも、今後の打合せの進め方などをアドバイスさせていただき、

またご質問をいただいたりしながら、その日のご相談を終えました。

後日Ｋ様からは、そのうちの１社に決めて進めていかれるというご報告をいただくことができました。

ぜひ納得のできる良いリフォームにしていただけたらと思います。

Ｋ様、ご来店いただきありがとうございました。

Kousuke Kitamura