外壁がめくれてきてしまって

先日、リフォームコンパス東京表参道店にＮ様がお越しくださいました。

暮らしの診断シートからお問合せをいただいておりましたが、改めて詳しくお話を伺わせていただくことにしました。

Ｎ様は女性お一人でお住まいのお客様で、元々はご両親と一緒に暮らされており、

少し前にご両親を看取られたとのお話でした。

お家は築５０年以上経っている木造住宅で、これまでは介護などもあり、

なかなかお家の修繕などには手が回らなかったそうです。

ただ、お一人になられたことで、外壁がめくれてきたりしていることや、

水まわりはもちろん、室内の床もベコベコになっていることなど、

今のうちにできる限り直しておきたいというご希望でした。

木造住宅は一概に古いからといって、建物が長く使えないという訳ではありません。

例えば神社仏閣のように、補修を繰り返しながら驚くほど長く現存している建物もあります。

ただし、雨漏りなどによって水に濡れた状態や、シロアリなどの被害があると、

たちまち弱くなってしまうという点があり、

定期的にお家をチェックしたり、メンテナンスしていくことが大切になるのです。

Ｎ様のご自宅は、雨漏れによって屋根の葺き替えは以前にされたとのことでしたが、

それ以外の部分には劣化も出ていそうでしたので、

まずはしっかりと現状を確認してもらいながら、工事範囲なども含めて、

じっくりとリフォーム会社さんと相談していくことが必要になりそうでした。

そこで私の方からは、いくつか会社をご案内差し上げた上で、

３社のご紹介をさせていただくことになりました。

限られたご予算の中で優先順位をつけながら、より安心できるお家を目指していただけたらと思います。

Ｎ様、ご来店いただきありがとうございました。

Kousuke Kitamura