大きなチャンス -Remote Compass-
先日、M様からリモートでのご相談を承りました。
M様は暮らしの診断シートからお問合せをくださっておりましたが、
報告書を発送する前に、まずは詳しく話が聞きたい、ということでご予約をくださった形でした。
時間になりZoomを接続して、早速M様奥様からお話をお聞きします。
M様は木造2階建て、築19年のお住まいでいらっしゃいましたが、
今回1階のレイアウト変更を希望されていました。
築年数的にはそれほど古くない家になりますが、和室の畳が傷んできたことをきっかけに、
今の暮らしの中で色々と思うところが出てきた様です。
ご希望としては、リビングを広げたいということを事前に記載いただいていましたが、
詳しくお話を伺うと、キッチンと食器棚の位置がとても遠く、動線がぐちゃぐちゃ、
ストックする場所がなく、上手に収納できていないということ、
またその一方でL型のキッチンのコーナー部がうまく使えておらず、
デッドスペースができてしまっている、といったご不満が聞こえてきました。
ご家族間では「ソファーを置きたいね」と話されている様ですが、
残念ながら今の間取りではそれは難しくなってしまっている様でもありました。
実は新築の住宅などで入念に打合せを重ねた注文住宅以外の場合、
建物にお客様の暮らしを合わせる必要があるというケースが多く見られます。
それは、何を収納するかも明確にしないまま計画されているため、
場所によっては収納が大きすぎたり、一方で必要な場所に収納がなかったりと、
実は住んでみて初めて気づく。。。ということも多いのです。
大規模なリフォームをされる方の多くは、長年そのお家に住んできて、
色々とご不満を持っていらっしゃることが多くなります。
実はこれが大きなチャンスです。
リフォームにはもちろん構造的な制限などもありますが、
ご家族に合わせた唯一無二の住まいを作ることができるかもしれません。
そんな大切な機会だからこそ、経験が豊富で提案力のある会社、担当者の力がより必要となります。
いかにそういったところと出会っていくか、それがリフォームを成功させる大きなポイントになるのです。
M様にはそういったお話をさせていただきながら、
改めて報告書をお送りさせていただくことになりました。
ぜひ、じっくりとお打合せをしていただき、念願の「ソファーの置けるお家」にしていただけたらと思います。
M様、ご相談ありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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