良い伴走者となること -Remote Compass-
先日、既にご紹介済みのお客様Y様からリモートでのご相談をいただく機会がありました。
Y様のご計画は、お母様と一緒に暮らされている築40年以上の木造住宅で、
地震に対してのご心配などから、補強とあわせた全面的なリフォームをお考えでした。
既にリフォームコンパスからは4社をご紹介させていただいており、
遠隔地でいらっしゃることもあり、今回が3回目のご相談となっておりました。
リフォームコンパスではご紹介後の相談も承っておりますので、
その後の各社の提案内容や打合せの様子などについて、詳しくお話を伺うことにしました。
まず大手の1社はしっかりとした補強計画を提示されており、安心感があるものの、
金額的に高くなってしまっている様で、その点が懸念されること、
また別途工事となる可能性のある項目や工事担当の存在など、いくつかご質問をいただきました。
もう1社は耐震補強が間取り変更の内容による、という状況で、
正直なところY様的には、プランはイマイチという感想を持っていらっしゃる様でした。
また私からの「楽しく打合せができていますか?」という問いかけには、
少し引っかかるところを感じていらっしゃる様でした。
次の会社はその時点ではまだ見積りが出てきておらず、
耐震補強の提案もまだということだったため、正直未知数といったところ。
またもう1社は自社で耐震診断をせず、耐力壁と呼ばれる補強壁を多く設けていくということでしたが、
Y様としては不安を感じていらっしゃるご様子でした。
大規模リフォームの場合、どうしても会社によってその提案内容自体が異なるため、
単純な金額での比較検討はできないことが多くなります。
今回のY様のケースでも、進捗状況も含めてばらつきが出ており、
とても悩ましく感じていらっしゃるご様子でした。
もちろんまだ進行中の状況でもあったので、この日は結論的なお話には全くなりませんでしたが、
今後お打合せを進めていただく上で、それぞれの会社に投げかけるべき質問事項など、
アドバイス的なお話や、各社の違いについての一般的な見解や考え方をお話しさせていただきました。
大規模リフォームにおいては、まずどういった会社に見積りを依頼するか、ということが
大きな課題にはなるのですが、その後も各社とお打合せを進めていく際や、
最終の判断の時には、少なからずとても迷いを感じるお客様もいらっしゃいます。
そういう意味でも、第三者としてご相談に乗らせていただくことは、
また大きくお客様にとってお役に立てる部分になるのかと思います。
今後もしっかりと個々のお客様に向かい合って、伴走させていただきたいと思いました。
Y様、ご相談いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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