家の中の危険

先日、リフォームコンパス東京表参道店に葛飾区のＵ様がお父様とお越しくださいました。

お母様が他界されてからは、Ｕ様とお父様の父娘２人暮らしで

これからの生活を考えると、今のうちに今後に備えておいて

将来的には触らなくても良いようなお家にしておきたい、とのご要望でいらっしゃいました。

Ｕ様のお宅は築４７年の木造住宅で、

お聞きする限りでは、狭小間取で階段は危なく、

洗濯機が外に出てしまっているとのことでした。

近隣が段々と綺麗になってくる中、古家が壊されたことでネズミが出る様になったり

サッシなどの立てつけが悪くなってきているところも、おそらく思うところがあったのでしょう。

全体的にしっかりとしたお家にしておきたいというお気持ちを持っていらっしゃいました。

古い木造住宅で、階段が急なケースはしばしば見られます。

今の建築では、階段に必要なサイズや大きさが決められていますから、

それほど急なものにはならないのですが、

法律が整備される以前の建物などは、半ばハシゴの様な階段が残されていたりするのです。

築年数の古い建物については、耐震補強も重要な観点になるのですが、

むしろ、こういった家の中に危険個所が残されており、

家庭内での事故というのも防ぐ手立てを考えてプランニングすることが必要です。

Ｕ様のお家については、他にもいろいろと古くなっているが故の課題はありましたが、

お２人住まいということもあり、父娘が快適に住めるような家を提案してもらうことは

十分に可能性が考えられる様に思われました。

そこで、提案力に期待ができるリフォーム会社さんを３社ご紹介させていただくことになりました。

Ｕ様のお話をお伺いしていると、

やはりどこから始めて良いのか、という不安なところや

どういった会社に頼めば良いのか、そもそも分からないというご不安をお持ちでしたので、

いろいろとお話をさせていただき、安心していただくことができました。

お父様もとてもご満足なご様子で、お２人で仲良く帰って行かれました。

Ｕ様のお宅も今までに何度か部分的なリフォームはしてきていらっしゃいましたが、

やはり大掛かりなリフォームになると、ご心配も多くなるのですね。

ぜひ、各社の提案を聞いていただきながら、より良いお家づくりをしていただけたらと思います。

Ｕ様、ご来店ありがとうございました！

Kousuke Kitamura