台風被害のお客様
先日、リフォームコンパス東京表参道店にA様がお越しくださいました。
ご主人様お一人で、お仕事の途中に立ち寄っていただいた感じでした。
A様はご来店予約の前に、暮らしの診断シートをお送りいただいていましたので、
おおよその内容は把握できていたのですが、
今年の台風19号で浸水の被害に遭われたということだったのです。
築年数もまだ10年ちょっと。まだまだ綺麗な状態だったお家ですが、
1階部分は全体的に水が入ってしまったようなのです。
すでに片づけは終えられており、通常の生活はできる様になってるご様子でしたが、
1階にあったキッチンや建具などは水を含んでしまっているとのことでした。
実は最近の建具・扉などの建材の多くは、一枚ものの板ではなく、
紙などでできた芯材に木目柄などの面材を張り付けて製造されています。
いったん水を含んでしまうと、膨張などの変形を起こしてしまうのです。
また、汚泥を含んだ水が入ることになりますから、
どうしても臭気や衛生上の問題があり、消毒なども必要になります。
今回特に間取りの変更のご希望はありませんでしたが、
気持ちを切り替える意味でも、あらためてご家族のお好みのデザインなども
取り入れたいとのお話でしたので、
様々な提案と工事に信頼感のある会社を4社ご案内させていただきました。
元々新築時に建築をされた会社などにもお声がけをされていらっしゃるとのことでしたので、
そのうちの2社をご紹介させていただくことになりました。
前向きに始まったリフォームではないだけに、余計に期待感を感じてもらいながら
ぜひお打合せを進めていただけたらと思いました。
A様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura
0コメント