間取り変更はできませんよ

先日、リフォームコンパス東京表参道店にY様がお母様と娘様のお二人でお越しくださいました。

相談のご予約からのお申込でしたので、当日初めてお話を伺う形です。


Y様のお家は築31年の木造2階建の住宅で、元々祖父母との二世帯住宅として建てられていたそうですが、

既にお亡くなりになられており、ご夫婦と娘さんの3人で1階を中心とした家にするため

大規模なリフォームをお考えでいらっしゃるとのことでした。

元のお家は知り合いの大工さんに建ててもらった様ですが、

今回ご相談をされたところ、壁を動かすことができない、という話になり、

リフォームコンパスにご相談をいただいた、という経緯だった様です。


Y様のお話のように、地元だったり知り合いの大工さんに建ててもらった家というケースは

割合多く聞かれるように思います。

築年数的には、昭和56年の新耐震基準以降の建物ということになりますので、

もちろん当時は耐震性能を満たした建物として行政への届出が行われていたでしょうし、

闇雲に間取り変更を行うことで、壁や柱を抜いてしまっては、家を弱くすることに繋がりかねません。

一方で、耐震補強技術をしっかりともったリフォーム会社の場合、

建物の経年劣化も含めてきちんと耐震診断を行い、間取り変更と同時に耐震補強をしてくれますので、

特定の壁や柱を除いて、一般的には間取り変更も柔軟に行うことができます。

具体的な相談以前に間取り変更ができない、と言われていたのは、

実は「その会社・大工さんには手に負えない」ということを表しているんですね。


Y様にはそういったお話をさせていただきながら、

リフォーム業界には様々な会社があり、間取り変更を含めた大規模なリフォームに対応できる会社が、

実は数多く存在する訳ではないことをご説明させていただきました。


少し時期的に長期でご検討されていらっしゃることもありましたので、

その日は特定の会社のご案内などはせず、ご相談だけを承る形となりましたが、

Y様、お母様共にとても喜んでいただき、少しホッとした表情を浮かべながらお帰りいただきました。


ぜひ良い形でリフォームのご検討をしていただけたらと思います。

Y様、ご来店ありがとうございました。




Kousuke Kitamura



Reform Compass  東京表参道店 Staff Blog

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