ご要望とご予算
先日、少し前にご相談にお越しいただいたK様が再度ご来店くださいました。
前回はいろいろとお話をお伺いした上で、4社のご紹介をさせていただいたのですが、
その後、各社とお打合せをされ、
見積りが出てきた段階であらためてご相談に来て下さったのでした。
詳しくお話をお伺いしてみると、
それぞれの対応や特徴が見えてきました。
当初、ご要望を全部お伝えされた段階で、
各社の見積りはほぼ予算オーバーだった様子です。
そこから、それぞれに修正案が出てきたものの、
どうしても、ご予算内で収めることができなかった様子。
プランを見せてもらいましたが、どうしても触る範囲が大きくなってしまっていて
いずれのプランでも費用はどうしても掛かってしまいそうな感じでした。
そんな中、柔軟な提案をしてくれる会社がありました。
もちろん、K様のご了解をもらった上で、あえて和室を残すプランを提示してくれたのです。
元々、和室は形としては残したいとのご要望でしたから、
配置を変えて造り直すよりも、思い切って残した状態で、
他の工夫でご要望を満たしていくプランを描いてくれたのです。
もちろん、お客様的には妥協点もある訳ですが、
やはり重要なご予算の部分を無視して選択する訳にはいきません。
その他にも、いろいろと選定に至るポイントはあったのですが、
結局、お心は1社に決まっていらっしゃいました。
やはり、どれだけお客様に寄り添った提案ができるか、というのは
本当に大切な要素なのですね。
K様はようやく業者を決定できることに、少し肩の荷が下りたような
ホッとした表情をされていらっしゃいました。
これから細かな打合せをその1社と進められることになります。
ぜひ、じっくりとお打合せいただき、良いお家にしていただきたいなと思いました。
K様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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