大規模リフォームの入口

先日、リフォームコンパス東京表参道店にＹ様がお越しくださいました。

元々暮らしの診断シートからお問合せをくださっておりましたが、

来店相談をご希望いただき、女性のＹ様お一人でお越しいただいた形でした。

Ｙ様はご自宅のすぐそばに鉄骨造３階建ての賃貸住宅を相続されて所有しており、

築３８年経過していたこともあり、３階部分で漏水事故が発生、

本格的に改修をするためには一旦入居者に出てもらうことが必要になることから、

現在は応急処置でしのいでいらっしゃるとのお話でした。

ちょうど年度末で皆さんが退去してくださることになっていたこともあり、

賃貸物件をしっかりと改修しておきたい、というお考えでした。

賃貸物件のリフォームは、一般住宅とは違った難しさが出てくることがあります。

それは建物の老朽化や劣化状況などから必要とされる工事がある一方で、

収益物件として、いかにその費用を回収していくか、という事業計画が必要となることが

最も大きい点だと思います。

入居者にとって魅力あるお部屋にしていくことは必要なのですが、

賃料は周辺との兼ね合いで家賃相場が決まってくるため、

あまり極端に上げてしまうと、かえって空室が続くこともあり、

計画内容とコストとのバランスがとても大切になってきます。

Ｙ様の場合もご希望としては色々と考えていらっしゃるところもありましたが、

一部構造や法規制の観点から難しい内容もあり、

あくまでも可能性としつつ、色々とお話をさせていただきました。

結果、４社のご紹介をさせていただくことになりましたが、

お帰りの際には、どこに相談したら良いかもわからず迷っていらっしゃった中、

「スッキリしました！」と晴れやかに微笑んでくださいました。

実はその後各社とお打合せを進められ、

結果的にはご自身で直接お声がけをされた会社で決定されたとのご報告をいただきました。

その一方で、「古いアパートを相続し、リフォームで誰にも相談できず悩んでいました。

リフォームコンパスさんを見つけ、表参道店に伺って相談させてもらいました。

担当の方がとてもやわらかく丁寧で、色々な質問に素人でもわかりやすく説明してくださいました。

人に相談できた事と、担当の方のお人柄にとても安心しました。

本当にありがとうございました。」

との口コミ投稿もしてくださいました。

本当にありがたいお言葉で、嬉しく思いました。

大規模リフォームは、どこから始めて良いか、というところも難しく、

思いのほか情報も出回っていませんので、

今後もそういった皆様のお役に立てればと改めて思いました。

Ｙ様、ご来店いただきありがとうございました。

Kousuke Kitamura