定年後の住まい

先日、リフォームコンパス東京表参道店にＴ様がご夫婦でご来店くださいました。

事前のお問合せはありませんでしたので、まずは詳しくお話を聞かせていただきました。

Ｔ様のご計画は埼玉県の奥様のご実家をリフォームし、ご主人様の定年が近いこともあり、

ご定年以降は移り住むことをお考えでいらしゃるとのことでした。

ご計画の建物は木造２階建ての住宅で、築年数は５０年以上経っていらっしゃるとのことで、

床のふわつきがあったり、耐震上の不安を感じたりと、

大規模なリフォームが必要と思われるものの、

どこに聞いたら良いのかもわからず、ご相談にお越しくださったとのことでした。

実はＴ様ご夫妻の中では、いずれはそこに移られるということを考えていらっしゃった様で、

数年前からお問合せをされた会社もあったようです。

ただ、その担当者の印象が非常に悪かったりして、お話が進まなかったのかもしれません。

Ｔ様には大規模リフォームと部分リフォームとの違いや、

ご計画の進め方などを色々とご説明をして、４社のご紹介をさせていただくことになりました。

築年数の経過したリフォームは、どうしても構造など家の基本的な部分で費用が掛かってしまうこともありますが、

まずはその劣化度も含めて実績や技術力のある会社に診てもらうことが大切です。

また全てを新しく生まれ変わらせると、その分費用も多く掛かってしまうので、

優先順位をつけながら、じっくりとご相談をしていただけたらと思います。

Ｔ様ご夫妻は、どこかホッとした表情を見せていただきながらお帰りいただきました。

ぜひ素敵なお家にしていただけたらと思います。

Ｔ様、ご来店いただきありがとうございました。

Kousuke Kitamura