-Remote Compass- 遠隔地の計画
先日、暮らしの診断シートからお問合せをいただき、
その後リフォームコンパスから報告書をお送りしていたお客様、K様からリモートでのご相談を承る機会がありました。
コロナ期以降、リモートでのご相談が一時増えたりもしておりましたが、
リモートではお互いに伝わらない部分もあり、最近は減っている印象があります。
そういった中、K様があえてリモートでのご相談となったのには理由がありました。
K様のご自宅は東京都内なのですが、ご主人様が単身赴任で別のところに居られ、
赴任先で中古のマンションを購入し、リフォームをしてご家族で移住されるという計画だったためです。
K様のリフォームのご計画は、現在4LDKの間取りを2LDKに変更するという
間取り変更を伴う大型のリフォームとなっていました。
また、設備機器のグレードにもかなりこだわられており、デザイン提案力が求められる内容です。
既にいくつか相談をされていらっしゃる会社はあったのですが、
ご予算をオーバーしており、設計費や諸経費などもかなりの費用が計上されていたりして、
他にもあたって検討をしたいという状況だった訳です。
遠隔地のリフォームは、特にその打合せを進めていく段階で通常以上に難しい面があります。
リフォームの打合せはその内容が多岐に渡り、
会社を決定する前にもさまざまな打合せを同時進行で複数の会社と進めていかなければなりません。
その際にリモートでの打合せが中心になる可能性があり、
どうしても対面での打合せよりも浅い打合せによる判断になり兼ねません。
一方で、現在のお住まいと東京と赴任先との距離を考えると、
両方をカバーできるのは大手の会社に限られる可能性が高く、選択肢はかなり狭められてしまいます。
K様には既にピックアップをして報告書に取りまとめた各リフォーム会社について、
その特徴を詳しくご説明し、打合せの進め方など全般的なお話をさせていただきました。
結果、K様からは大手1社と中堅1社の合計2社をご紹介させていただく形になりました。
お打合せにも難しさがありますが、ぜひじっくりと各社の提案を聞いていただき、
ご家族皆様が一緒に暮らす素敵なお家づくりをしていただけたらと思いました。
K様、ご相談いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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