デザイン…すぎるリフォーム
先日、リフォームコンパス東京表参道店にM様がご家族でお越しくださいました。
可愛い娘さん2人を連れたM様ご夫婦でしたが、当日のご予約でしたので
お考えのリフォーム内容などはまったく分からないところからでした。
そこで、ご計画内容を伺うと、
現在すでにご両親との二世帯住宅にお住まいなのですが、
子供さんが大きくなってきたことで、ご両親と場所を入れ替えようというお話に
なっているとのことなのです。
元々その家も中古でご購入されたとのことでしたが、
構造はRC(鉄筋コンクリート)造というお話でした。
RC造の建物は、構造になっている部分はリフォームといっても基本的に触れません。
その中で、いかにご家族に合ったプランができるかというところは
リフォーム会社にも経験や提案力が求められるのですが、
実はM様はリフォームコンパスにお越し下さる前に、別のところから紹介を受けていらっしゃったことが分かりました。
デザイン的にこだわりたいというお気持ちがあって、その紹介サービスを受けられたそうなのですが、
デザインに特化しすぎるあまり、住み心地の良くなさそうな実例ばかりを見せられてしまい、
結局紹介された会社には、その後連絡をとらなかった、ということなのです。
デザイン的に優れたリフォームをするには、やはり相当な実力が必要なのですが、
住む人の目線から逸脱してしまった様な提案は、
残念ながら住まれた後に満足感を感じていただけるかどうか、という観点では
少し疑わしいところがあるかもしれませんね。
M様は実例をご覧になった時点で、その事に気づかれたのかもしれません。
リフォームコンパスでは、個々のお客様のお考えをじっくりお聞きした上で
合うと思われるリフォーム会社をご紹介させていただいています。
M様には、もちろんデザイン的なセンスがありつつも、
お客様の生活やお考えをどんどん提案の中に盛り込んでくれるような
そんな期待感のある会社を3社ご紹介させていただきました。
あまり家に興味がないとおっしゃっていたご主人様も、
少し今後の方向性を感じていただけたのか、ホッとした表情をされていた様な気がしました。
打合せはこれからです。
ぜひ、じっくりと良いお打合せをしていただけたらと思います。
M様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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