お父さんの居場所
先日、リフォームコンパス東京表参道店にT様ご主人様がお一人でお越しくださいました。
T様はマンションにお住まいで、15年ほど前に3LDKのお部屋をリフォームされて
リビングを広げて使っていらっしゃいました。
ところが、3人の娘さんがいらっしゃる中で、一昨年奥様を亡くされており、
年頃の子供たちの部屋を確保したい、ということで全面的なリフォームをご検討でいらっしゃいました。
現時点でもお部屋の数は不足しており、お伺いしてみると何とご主人様はリビングでお休みになっているというのです。
間取りの計画というのは、暮らし方そのものに影響を与える非常に重要な要素となります。
T様の場合には、近い将来に渡っては、まず家族のプライベートスペースの確保が最も大きな課題となるでしょう。
ただし、娘さんばかり3人ということですから、
いずれそれぞれに巣立っていくことも十分に考えられます。
少し先にあらためてリフォームをしなくても良い様に、今のうちに十分に考えておくことが大切かもしれません。
T様ご自身も、そういったところについては考慮されてのご計画でしたので、
私としては、プランニングにおける提案力を重視して、リフォーム会社のご案内をさせていただき
そのうち4社をご紹介させていただくことになりました。
いずれもプランに定評があり、良い打ち合わせをしてくれる期待感の高い会社です。
その後、今回のコロナの件もあり、お打合せを中止されている様に伺っておりましたが、
あらためてメールなのでの打合せを再開された旨、お知らせいただくことができました。
ぜひ、じっくりとご相談いただきながら、ご家族にとって良いお家にしていただけたらと思います。
そしてご主人様もゆっくりお休みいただける様に。
ぜひまたお越しいただけたらと思っております。
T様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke kitamura
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