親族から購入して
先日、リフォームコンパス東京表参道店にF様がご夫婦で来店くださいました。
当初は暮らしの診断シートからお問合せくださったのですが、
お返事を差し上げたところ、来店での相談をお申込みいただいた形でした。
F様のご計画は現在のお住まいではなく、叔父様ご所有で3年ほど空き家になっている物件を
親族間の売買で購入され、全体的にリフォームをしてご夫婦で住むというものでした。
建物自体は鉄骨造で築28年の2階建て住宅でしたが、
実際に住まれていないことから、不具合のある箇所なども分かっておらず、
また費用についてもよく分からないということで、
どう進めて良いのか、という点も含めてご不安もあったご様子でした。
リフォームの費用は計画を進めていく上ではとても気になる要素なのですが、
リフォームはその工事範囲や施工内容によっても大きく金額が異なるため、
事前に費用を知ることは非常に難しくなります。
概算として提示してもらう場合でも、現地の建物の状況や施工条件が異なれば、
概算金額にも大きく影響しますので、現地をよく確認してもらうことが不可欠となります。
一方でリフォーム会社もそういった事情はよく分かっていますので、
多くの会社は工事が決定したものでなくても、建物を調査したりしながら、
概算であっても、ある程度根拠や担当者の経験から、そこまで大きく狂わない見積りを出してくれることがあります。
そういう意味では、まずは見てもらうことが大切だと言えます。
ただし、大規模リフォームの実績や技術力といった前提なしにその会社を選んでしまうと、
概算という名のもとにあまり現状に則さない見積りや提案をされてしまう可能性があります。
そのため、やはりどこに依頼をするのか、というところが非常に重要なポイントとなるのです。
F様には大規模リフォームならではのそういった事情などもご説明させていただき、
2社をご紹介させていただくことになりました。
ぜひ良い形でお話を進めていただけたらと思います。
F様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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