大手は高い、というのは本当?
先日、リフォームコンパス東京表参道店にA様が奥様お一人でお越しくださいました。
来店予約からのお問合せでしたので、まずは詳しくお話を聞かせていただくことにしました。
A様のご計画は現在のお住まいではなく、
都内でA様のお母様が一人で暮らされているご実家でした。
築年数は35〜6年経っているとのことでしたが、
某ハウスメーカー建築の住宅で、2×4造に似たパネル工法による住宅でした。
またA様のご希望としては、一部壁を撤去して間取り変更をしたいと考えておられ、
建築されたメーカーの方にも相談はされていらっしゃったものの、
大手なので他よりも高いのではないか?と、比較検討の会社を探しておられたのです。
一般的に大手の会社は高い、というイメージを持たれる方は多いのですが、
大規模リフォームにおいては、必ずしもそうとは言い切れない場合があるので、注意が必要になります。
というのも、工事すべき場所や内容が明確になっている部分リフォームと異なり、
大規模なリフォームの場合には、会社ごとに提案や工事を必要とする範囲、
施工方法などに大きく違いが出ることが珍しくないためです。
そのため、例えば下地までめくって全てやり変えを提案する地域系の会社と、
上手に下地を活かしながら、工事範囲を抑えつつ提案する大手の会社があったとすると、
大手の方が安くなるケースが無いとは言い切れないためです。
もちろん、規模の大きな会社ほどその後の保証などをより重視するため、
施工範囲が必然的に大きくなる傾向があることは確かです。
ただしその担当者によって同じ会社であっても提案内容が大きく異なるリフォームの世界では
無理のない範囲で色々な会社から提案を受けて判断していくことが大切になるかと思います。
A様にはパネル系の住宅にも対応の期待できる会社を中堅〜地域系の規模で3社ご紹介させていただくことになりました。
ぜひじっくりとそれぞれのお話を聞いていただきながら、
住みやすい良いお家に生まれ変わらせていただけたらと思いました。
A様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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