契約したら担当者を代えられた
先日、リフォームコンパス東京表参道店にA様がご夫婦でご来店くださいました。
事前のお問合せではなく来店のご予約からだったこともあり、
まずは詳しくご計画内容などを伺わせていただくことにしました。
A様のご計画は現在お住まいのご自宅ではなく、
ご主人様の実家になる築20年強の木造2階建て住宅とのことでした。
元々お父様が一人でお住まいだったものの既に他界されており、
ご主人様が相続されたため、そこをリフォームして住むというご予定です。
奥様はキッチンまわりの間取り変更のご希望があり、お父様が愛煙家だったために、
煙草の臭いに対策をするために、内装は全面的に触る必要があるとお考えでした。
またA様は既に複数の会社に相談をされており、
うち大手の1社については契約をするところまで進んだものの、
契約と同時に窓口となる担当者を代えられてしまい、解約してしまったという経緯も教えてくださいました。
リフォームの計画において、窓口になる担当者の役割というのは実は非常に重要です。
例えば車などの高額な買い物をしたとして、契約後に担当者が代わったとしても、
手元にはおそらくオーダーした商品が予定通りに届き、大きな問題になることはないでしょう。
ところがリフォームの場合、契約時点では図面や見積りなどの書面によるものしかまだ無く、
担当者と何度も打合せを重ねながら、一緒に作り上げていくという特性があります。
同じ会社の中であっても担当者による差が大きく、
別の人がお客様の意向をそれまで通りに汲み取ってくれるとは限りません。
A様がご不安を感じられたのは、非常にもっともな話なのです。
また他の複数の会社にも相談をされていらっしゃったようですが、
なんでも「できます できます」と言う設計事務所や、
途中から連絡が返ってこない工務店などそもそも信頼関係を築くことが難しいところばかりで
途方に暮れる中でリフォームコンパスを見つけてくださったとのことでした。
私の方からはご要望を詳しく伺いつつ、大規模リフォームの特性や考え方などもお話しし、
4社をご紹介させていただくことになりました。
一通りお話をさせていただき、ご夫婦ともにホッされていた印象です。
建物の状態や状況など、会社ごとに見解や提案内容が異なる可能性はあるものの、
ぜひじっくりと比較検討をして良い会社を見きわめていただけたらと思いました。
A様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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