すぐに結論を求められて
先日、リフォームコンパス東京表参道店にY様がご夫婦でお越しくださいました。
来店のご予約からのお話だったため、まずはご計画内容について詳しくお話を伺います。
Y様のご計画は同じ市内のご主人様の実家をリフォームし、
ご夫婦で移住されるというものでした。
既に相続も終えられているものの、半年ぐらいは空家になってしまっているそうです。
ただ元々鉄骨系のハウスメーカーで建てたお家で、賃貸併用の住宅になっており、
現在その賃貸部分には妹さんがお住まいだと伺いました。
建物自体は20年ほど前に水まわりの入れ替えをされているそうですが、
今回は内部の全面リフォームをお考えで、
外壁や防水についてはタイミングを分けて、いずれ先で考えていらっしゃるようでした。
関連する部分が多い場合には、工事は分けるとその分費用が高くついてしまいますが、
中と外との分離は比較的考えやすいかと思われます。
またY様は部分的に間取りの変更を考えていらっしゃっており、
キッチンの位置を変えてリビングを広げたり、洗面を拡張したいとの希望をお持ちでした。
実はハウスメーカーの建物の場合、構造や仕様がその会社の独自基準になっている事が多く、
間取り変更については何でもできるという訳ではありません。
ただしY様はメーカーにも既に相談はされており、
希望に近い形での間取り変更は既に提案を受けていらっしゃるようでした。
ではなぜ安心感のある建てたメーカーにそのまま依頼をされないのか、という事ですが、
どうやら概算金額まで提示されており、それがかなり高かったことに加えて、
「他の会社には触れない」という前提を元に、非常に急かせる感じがあり、
その時点で頼む気持ちにはなれなかったそうなのです。
今回のメーカーに限らず、ハウスメーカーで建てられているお家の場合には同じようなケースがよく見られます。
「オーナーだから」ということで、もちろん定期的なフォローなどで大切にされているのでしょうが、
一方で価格的には割安感を得られることはほぼありません。
その分十分に納得できたり、さすがだなと思わせる提案があれば、
やはり抜群の信頼感が得られるのでしょうが、
簡単な提案でさっさと結論を迫るような姿勢では、「他にも聞いてみよう」ということになるはずです。
Y様にはそういった点も含めて業界全体のお話をさせていただき、
また断熱にも強く関心をお持ちでしたので、
そういった技術力や提案力などを重視しながら会社を選定し、
うち4社をご紹介させていただくことになりました。
大規模なリフォームの場合は、何度も打合せを重ね、十分に納得した形で会社を決める必要があります。
ぜひY様にも良いお打合せをしていただけたらと思いながら、
お見送りをさせていただきました。
Y様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura
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